2019年3月開催 第6回家族農業国際カンファレンスの詳細(WRFニュースレター2018年10月11日配信抄訳)
2019年3月25~30日にスペインのバスク地方(デリオ市・ビルバオ市)で第6回家族農業国際カンファレンス「家族農業の生活を改善するための10年」が開催されることが決まりました。
これは、その数週間後にローマで行われる家族農業の10年のスタートの前のプレ・イベントです。バスクとローマのイベントは、家族農業の10年のアジェンダを強固で多様なステークホルダーが参加するものとするための取り組みです。
バスクには、各国政府、家族農業組織、国際機関(FAO、IFAD)、各国の家族農業全国会議、農村開発組織、NGO、協同組合、研究機関等が5大陸から集結し、以下をテーマに議論します。
1.家族農業の10年の行動計画について議論し、国、地域、世界レベルの公式アジェンダの確立に寄与する
2.公式アジェンダの実施に向けて、新たな主体の参画、新たなパートナーシップ、政策対話を促す
3.SDGs実現の鍵として家族農業の10年を位置づけ、人類のために家族農業が重要性であるとの認識を促す
4.家族農業のための公共政策の確立と実施を促す
5.政策対話のためのメカニズムとプラットフォーム、特に家族農業全国会議を強化する
6.知識、情報、経験の交流を通じて、家族農業組織を強化する
※本記事は、「家族農業の10年」に関する啓発活動を行う国際NGO世界農村フォーラム(World Rural Forum: WRF)から配信されたニュースレターの抄訳です。
翻訳:小規模・家族農業ネットワーク・ジャパン(SFFNJ)